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「痛い! 痛いよ~!」


ジロの悲痛な叫びに駆けつけると、タロがジロの上に覆いかぶさり、押しつぶしていた。


「なんでそんなことしてる!」


「だってジロが・・・」


「“だって”じゃない!」







こういうことが最近よくおきている。


負けず嫌いの二人。


ゲームの取り合いなど些細なことから始まる些細な喧嘩。


タロにケリを入れられてもやせ我慢して「痛くないよーだ」というジロ。

その言葉に腹を立て、ジロが泣くまで殴る蹴るをしようとするタロ。



ある程度喧嘩は仕方がないと思っていても、度が過ぎれば止めずには居られない。


度が過ぎる暴力を振るうのはいつもタロのほう。


なのでいつもまずタロを叱ることになる。








今回はこの喧嘩の仲裁の後、タロに話をしてみた。





「いっつも自分ばかり怒られてるって思ってるだろう?」

「だってそうじゃん」

「母さん、いつもジロにも言ってるよ」

「でもボクのほうがいっぱい叱られてる」

「危険なことがあれば、叱らないといけないんだよ」

「ジロだってボクのこと叩いたりしてるんだよ」

「わかってるよ。でも、いつもたいしたことないんだろ?
だけどお前はやり返すときにいつも見てて危ないと思うところまでやろうとするんだよ」

「だってジロが・・・」

「例えば遊ぶときのルールだって、お前が決めて、お前がいつも勝つようにしてたりするだろう? そういうことが続けば、ジロだって面白くないだろ?」




そんな説明をいくらしても、タロの中の“悔しい”の気持ちは治まらないらしく、いつまでも涙を流していた。
(最近のタロはあまり泣き喚かない。黙って涙を流す)


そして、小さい小さい声で

「もう、家出したいよ」と言った。








「家出したいのか?」

「聞こえちゃった?」

「うん。家出してどうしたい?」

「イライラしないところに行きたい」



私は“家出したい”ということより“イライラしないところに行きたい”という言葉のほうがなんだかショックだった。





そんなところはないはずだから。








「タロ、ごめんな、意地悪言うんじゃないんだよ?
あのな、そういうところはないんだよ」


無言で私の顔を見ているタロ。


「あのな、お母さんの年になってもな、全くイライラしないなんてことないんだよ」

難しくてどう説明したらいいかわからない。
どう説明したら傷つかずに理解してくれる?

「例えばさ、タロがトランプでババぬきしてるとするだろ?」

「うん」

「お前をイライラさせないために、いつもお前が勝つようにしたとする。
そしたら、一緒にババぬきしてる人たちは気分いいかな?」

「よくないと思う」

「だろ? 自分が気分いいことをしてるとき、自分のためにイライラしてる人がいるかもしれないんだよ。
だから、逆に、誰かが気分がいいときに、お前がイライラするときもあるんだよ。
みんなそうやって少しずつ我慢しながら生活してるんだよ」


ぜんぜんうまい説明じゃない。


「タロも最近は我慢ができるようになってきてるだろう? それはすごいことなんだよ」

「ボク毎日イライラしてるよ! 我慢できてないよ!」

「んなことはない。 母さんは知ってる」






その後、買い物に行くときに私の隣に座らせて、スーパーで焼き鳥を食べたら、またニコニコに戻ったタロ。










私が泣いたときに、私のそばに来て笑わそうとしたタロ。

タロ、感情のないところに行きたいなんて言わないでくれよ

お前が感情のいらない世界の住人になったら私は悲しい


▼続きを読む▼

感情の「喜」「怒」「哀」「楽」の、
怒・哀は、他の二つの喜・楽でカバーできる様になってるから、
色んな感情を持つことが出来るんだよ。
感情があるから、人生を楽しく出来るのよね~?(クサイな~。いやんっ)

思いやる優しい心を持ってるタロ君だから、
きっとわかる時期が来るよ。
家出したい…。

それ、自我の芽生えの第一歩じゃないかしら?

自分ひとりの世界で、その世界を管理しよう、
自分の世界を作って、心静かにすごしたいとか
孤独な時間を楽しむとか、10歳前後から
始まると聞きます。

もちろん、この年齢だと、現実のいやなことから
逃げようと言う気持ちも大きいでしょうけど、
子供が育っていく中で『家出したい。』と言うのは自立への第一歩として、ある意味めでたいのかも知れないと思います。

簡単な話じゃないだろうけど…。
勝手なことを書いてすみません。
そうか!
重要なことを言い忘れていたんだとみちこさんのコメントを見て気付いたよ。

怒も哀もなかったらタロの好きな喜も楽もないんだよね。

またなにか機会があったら言ってみよう。
自我の目覚め・・・

そうかもしれませんね。


これも成長と思ったら、少し気が楽になりました。



ちなみに、私、小学生の頃、家出ばっかりしてましたw

近所のそろばん塾にかくまってもらったり、親戚の家に行こうとして手前の神社の真っ暗さに「丑の刻参りしてる人がいたらどうしよう」という想像をしてwきびすを返したり・・・

親は捜してくれませんでしたw

夜外に出て何時間か戻らなくても心配しないなんて、いい時代だw
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お久しぶりです。

最近、どこもかしこも『感情』の話題で、シャハラも嬉しいです。

こちらも参考になりました。ありがとう・・・
お久しぶりです!

なんつって、本当はうさぎさんのとこは毎日ROMってるんで、私は久しぶりな感じがしないんですがw

「参考になった」だなんて・・・どの辺が?

本当に参考になりました?
悪いお手本とかでないですか?

ドキドキw
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ぴろりんぱ

  • Author:ぴろりんぱ
  • 軽度の広汎性発達障害を持つ長男 中学2年 タロ。
    カンペキを求める男 疑ADHD次男 小学4年 ジロ。
    落ち着きのなさを子どもらしさキャラで乗り切るADHD 小学1年 サブ。

    の3人を育てる母。

    バツイチとなった母は余命を生きる体となりました。

    息子たちと私の『平和かつ平凡(?)』な日々。
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